シニア保険

シニア保険とは保険に加入することが難しくなる50歳代以上の方を中心に簡単な手続きでご加入いただける老後に備えるための保険です。

 

一般的に保険は健康な人しか加入できない、若い人でないと入れないというイメージがありますが、最近では告知書を提出せずに加入できる「無選択型保険」や簡単な質問をすることで加入条件を緩和して健康に多少不安がある方でも入りやすくした「引受基準緩和型保険」というタイプの商品も販売されています。

 

ただし、「無選択型保険」や「引受基準緩和型保険」は健康のリスクが高い人でも加入できるため、一般の保険に比べて保険料は割高になります。

 

またシニア保険は医療保険以外にも葬祭費用を補償する保険などがあり、これからの高齢化社会に対応した保険といえます。

日本人の平均寿命は、男性79.29歳。女性は86.05歳です。引退する年齢が65歳だとすると、その後15~20年分の生活資金を準備する必要があります。退職金や公的年金をただ消費していくだけでは不安です。リスクを抑えた上で上手に運用しながら必要な生活資金を増やしていく必要があります。

 

退職金などまとまったお金が入った場合は超低金利の銀行に預けっぱなしにしたりせず、一時払いで終身保険や個人年金などを購入した方が有利に運用できます。いざというときすぐに使えるように預貯金を持っておくことも重要ですが、利回りの良い生命保険の活用を検討してみてください。

 

高齢になればなるほど入院率は高まっていきます。終身型の医療保険に加入しておくと安心です。ただ、ある程度の年齢になってから医療保険に入ると、保険料が高額になってしまいます。保険料の負担が重い場合は、自分自身でお金を貯めて病気やケガに備えることもできます。保険料を確認した上で、自己資金で病気やケガに備えるか、医療保険を使うかを検討しましょう。