積立保険・個人年金

積立保険とは、貯蓄性が高いタイプの保険の総称で、個人年金保険が代表的です。

 

日本の「高齢化」は、今後一段と進み、2005年の「約5人に1人が65歳以上」から、2025年には「約3.5人に一人が65歳以上」の高齢者となる見込みです。  
(出典:内閣府「平成18年版 高齢社会白書」高齢化の現状と推移より)

 

夫婦2人の老後に必要と考える「ゆとりある老後生活費」は毎月38.3万円(生命保険文化センター「生活保障に関する調査/平成19年度」)

 

それに対して、高齢者世帯1世帯あたりの平均所得金額は毎月25.5万円、年額にすると、153.6万円も不足していることになります。
(出典:厚生労働省「平成19年度 国民生活基礎調査」年次別の所得の状況より) 

 

多くの企業の「定年退職年齢」が60歳のなか、公的年金支給開始年齢は65歳に引き上げられ、将来の生活への大きな影響が考えられます。


自分の未来の為に個人年金保険の検討を、出来るだけ早くから始めるべきかもしれません。

積立保険は、公的年金の不足部分をカバーするためにコツコツと積み立てを行う個人が、老後の備えとして加入していたケースが多く、契約時に年金として受取る額や給付期間が決まっていて、基本的に毎月支払う保険料を積み立てていく仕組みになっていました。

 

ただ、長く続く低金利政策のため、従来からの積み立て商品はどれも金利は良くないのが現状で、個人年金保険は、保険会社の予定利率に大きく左右され、現在は運用が困難で、年金額を確定させている個人年金保険の魅力が薄れていることが問題視されています。

 

積み立てを行うなら、個人年金保険以外でも金融商品はあります。